中国のニンポー市の公園で、置き去りにされた赤ん坊が発見された。
メモには赤ん坊が聴覚障害を持っていることや、彼を養育できないという理由が書かれていた。その後、赤ん坊は児童養護施設に保護されたが、聴覚障害のために孤立していた。
その後、アメリカ人のモリー夫婦がこの赤ん坊を引き取り、彼をベネットと名付けて愛情を注いで育てた。彼らは皆聴覚障害者であり、しだいにベネットも手話を覚えていった。
しかし、後に彼の聴覚障害はアッシャー症候群であることが判明し、視力も失うことになることが分かった。そこで、モリーは彼のルーツを見せるために中国を訪れ、彼の生みの母親と再会した。
彼女は喜びと悲しみが入り交じった表情を浮かべ、2人の母親は抱きしめ合った。ベネットはモリーの家族と幸せな日々を送っているが、視力を失いつつある現実も待ち受けている。
家庭の事情により置き去りにされてしまったベネットくんでしたが、愛情で溢れているモリーの家族に加わり幸せそうな毎日を送っているのを見ると、なんだか見ているだけで幸せな気分にさせられますね。
今後、ベネットくんには視力まで失われていくという辛い現実が待ち受けていますが、モリーやその家族が愛情を持って支え続けてくれることでしょう。