すみだ水族館が実施した「恋のお悩み相談」企画。寄せられた相談の一つに、ホストに恋をしてしまった女性からの悩みがありました。それに対する飼育員の回答が、その的確さと優しさで話題を呼んでいます。

相談の内容は、ホストに貢いでも振り向いてもらえず、自分の気持ちが恋なのか愛なのかわからなくなっているというものでした。

チンアナゴは、飼育員がエサを与えても懐きません。 これはホストも同じで、お客さんからお金をもらっても、必ずしも愛情が生まれるとは限りません。

大切なのは、見返りを求めないこと。 自分の行為が相手の幸せにつながっていると思えれば、それで十分なのです。

この回答は、Twitter上で大きな反響を呼びました。

「ガチ恋してるオタク全員にこれ貼り付けて回る仕事するか」 飼育員の回答が、ホストに限らず、アイドルやキャラクターなど、いわゆる“推し”に恋をしている人にも当てはまると共感する声が多数寄せられました。

「相手からの見返りを求めるのが『恋』、なにも求めずに与え続けるのが『愛』」 飼育員の回答を元に、恋と愛の違いを考察する人も。相手からの見返りを期待するのではなく、ただただ相手の幸せを願うことが愛であるという解釈に、多くの人が納得したようです。

すみだ水族館の飼育員の回答は、ホストに恋をしている女性だけでなく、多くの人々に深い感銘を与えました。見返りを求めない愛情の大切さや、相手の幸せを願う気持ちの尊さを、改めて考えさせられるエピソードです。