ある男性が自宅のガレージに他人の車が無断で駐車されるというトラブルに遭遇しました。翌日の海外出張を控えていた男性は、警察に相談しましたが、「管轄外」として対応してもらえず、やむを得ずガレージを施錠して出張に出かけました。1カ月後、出張から戻ると、なんと無断駐車した車の持ち主から弁護士を通じて苦情が寄せられていました。持ち主は「1カ月も車を使えなかったので弁償しろ」「今後も駐車場として使わせろ」という無茶な要求をしてきたのです。
この一件は、男性が自宅の鍵を海外に持って行ってしまい、ガレージに閉じ込められた車をどうすることもできなかったという事情もありますが、そもそも他人の私有地に無断で駐車すること自体が問題です。男性は無償で1カ月も車を保管してあげたにもかかわらず、逆に非難される形となり、対応に困惑しています。
この出来事に対して、インターネット上では「厚かましいにもほどがある」「稀に見る厚かましさだ」といった驚きや批判の声が多く上がりました。また、「無断駐車した者になぜ警察は対応してくれないのか」という疑問の声も寄せられています。男性が警察や他の第三者の介入を望んでいるものの、私有地への無断駐車に対しては警察の介入が難しい現状があるようです。
この一件は、私有地への無断駐車という問題だけでなく、社会的な対応の難しさを浮き彫りにしています。男性は今後どのように対処すればよいのか、そして無断駐車した持ち主はどのような反省をするのか、注目される事案となっています。