テキサス州ダラス郊外アレンで行われたグランプリシリーズ開幕戦のフリー当日、佐藤しさんは睡眠が取れず体調が今一つだったそうです。このグランプリ初戦の目標は順位よりも、佐藤しさん自身が変わったところをジャッジやファンの皆さんに見せることだったそうです。元々は優秀なジャンパーとして知られていた佐藤しさんですが、今シーズンは業務シゼロンに依頼してフリーの振り付けを受け、基礎からスケーティングを改めて修練したそうです。結果として、練習の成果がプログラムに生きていると感じているようで、さらなる成長を実感しています。
佐藤しさんは過去に打球事故に見舞われた経験もあります。2年前の海外シニアグランプリの公式練習で転倒して左肩を脱臼してしまい、術を受けたそうです。2年ぶりの大会でしたが、大会の結果には複雑な思いもあったかもしれません。しかし、次のオリンピックで一緒にメダルを取ることを熱望しているそうです。
