1973年にデビューし、1978年に解散するまで日本のアイドルシーンを鮮烈に彩ったキャンディーズ。そのメンバーである藤村美希さんについて、彼女の生活、家族、そして闘病生活に迫ります。
東京都世田谷区出身の藤村美希さんは、カトリックの信仰深い家庭に育ち、幼少期にはマリアローザというクリスチャンネームを受け、信仰に根差した生活を送っていました。
キャンディーズ時代、藤村美希さんは伊藤ラさん、田中よし子さんと共に活動し、彼女たちとの絆はデビュー前から始まっていました。グループ解散後も彼女は音楽活動を継続し、作詞作曲を手掛けるなど、個人としても芸術への貢献を続けています。1983年には結婚し、3人の子供を持つ母親としてもその役割を全う。長女は女優として活躍しており、藤村美希さんの芸術への愛は家族にも受け継がれています。
2022年夏、藤村美希さんは卵巣に腫瘍が見つかり、手術を受けることに。この手術で卵巣と子宮の一部を摘出し、その後の抗がん剤治療を経て回復へと向かっています。彼女はこの困難な時期も、家族と共に乗り越え、病気と向き合う強さを見せています。
キャンディーズの一員として、また一人の女性、母として、藤村美希さんは多くの人々に影響を与え続けています。彼女の人生は、困難に立ち向かいながらも、常に前向きに生きる姿勢を示しています。キャンディーズ解散後も変わらぬ友情を育む中で、伊藤ラさんとの絆は今も続いており、彼女たちの関係は時を超えていくことでしょう。